嗜好品の一つであるタバコを喫煙できる場所は年々少なくなってきました。これを機に禁煙を始める人も少なくはないと思いますが、治療には補助薬というものがあり、有名なのはチャンピックスという商品名が挙げられます。禁煙を成功させることは簡単ではありませんが、強い心があれば成功させるはずです!

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タバコは昔から多くの人によって好まれてきた嗜好品の一つであり、今でも多くの人に愛用されています。
しかし、その健康に対するマイナス面が大きく取り上げられるようになってからはタバコをやめようとする気持ちを抱く人が増えてきています。

しかし、なかなか禁煙を達成することができないことが多く、一時的にタバコを断つことができてもすぐに再開してしまう人も多いのが事実です。
これはタバコに含まれている成分であるニコチンに対する依存性が大きく影響しており、その刺激を求めて再びタバコに手を出してしまうことになるのです。

そういった状況があるため、禁煙を強い意志だけで行うことはしばしば困難であるということが認識されるようになりました。
それが禁煙の治療を補助する薬の開発につながり、チャンピックスという医薬品が禁煙外来で利用できるようになってきています。

一般のお店で買うことができるニコチンガムなどの禁煙グッズも禁煙の補助に役立つものですが、ニコチンを使用していることが多いためその依存症を克服することは困難です。
しかし、チャンピックスはニコチン自体は含んでいないため、これを用いることで禁煙を達成できればそのまま継続してタバコを断つことができると期待できるのです。
タバコをやめるということへの強い意志をもって禁煙外来を受診し、チャンピックスを処方してもらえば8週間から12週間程度で禁煙を達成できる可能性があります。

特にチャンピックスを服用している期間のうち最初の1週間はタバコを吸いながら薬を飲むことでタバコがおいしくなくなる効果を記憶に入れることを重視するため、強い意志があればその時点でほぼ禁煙を達成できます。
意志を固めたら禁煙外来に足を向けると良いでしょう。

チャンピックスは何故禁煙の効果があるの?

チャンピックスは近年TVCMで啓蒙活動も行われている禁煙外来で使用される禁煙補助剤です。
このチャンピックスの有効成分はバレニクリン酒石酸塩といいます。
このバレニクリンはニコチン受容体部分作動薬です。

喫煙による快楽感というのは、喫煙によって得られたニコチンが脳内のニコチン受容体に結合し、神経伝達物質のドパミンの放出を促進することに起因します。
このバレニクリンはニコチンがニコチン受容体に結合するのを阻止し、ニコチンの依存性を軽減していきます。

また部分作動薬であるためバレニクリンもニコチンのような作用を示します。
これによってニコチンの摂取が急に無くなることによる離脱症状を軽減する効果が得られます。
バレニクリンはニコチン受容体に継続的に作用するため、たばこを吸わないでニコチンが足りないと感じる状態を軽減します。

日本国内で行われた二重盲検比較試験

このチャンピックスが日本国内で承認される前に、実際に禁煙を希望する患者に対して二重盲検比較試験が行われています。
これはチャンピックスとそれにそっくりのプラセボ(偽薬)を医師も患者もどちらを飲んでいるか分からない状態で投与し、効果の判定を第三者が行う、というものです。

薬の投与は12週間にわたって行われ、バレニクリンを1mg含有する錠剤とプラセボを1日2回1錠ずつ服用して比較しています。
すると第9~第12週の禁煙持続率はバレニクリン投与群が約65%に対し、プラセボ投与群が約40%で有意にバレニクリンが禁煙持続効果を示したという結果が得られています。

また第9週~第52週における禁煙持続率もバレニクリン投与群がプラセボ投与群に対して有意に高かったという結果になっています。
このようにチャンピックスの効果は販売前に証明されているのです。

病院処方と通販の価格比較

禁煙には離脱症状が伴うことから中途で脱落してしまう人も多くいましたが、最近ではそうした症状を抑えるチャンピックスという薬を服用することで、禁煙に成功する人が多くなっています。
日本初の経口禁煙治療薬として話題になったチャンピックスですが、禁煙外来に行くとほとんどの場合これが処方され、医師の指導の下、決められたスケジュールにそって服用することで高い効果を上げています。
このチャンピックス、実は通販でも購入が可能なのですが、病院と通販とでは価格にどれくらいの差があるものなのでしょうか。

病院で処方を受ける場合、条件によって保険適用になるケースとならないケースがあり、当然価格も違ってきます。
保険適用になる条件としては、ニコチン依存症診断テストで5点以上になること、1日の平均喫煙本数とこれまでの喫煙年数を掛け合わせて200以上になること、1か月以内に禁煙を開始する意志があること、禁煙治療に文書で同意すること、以上の4点があります。
これに該当しない場合は自費治療となります。
なお、一度治療に失敗して再チャレンジする場合、前回の治療から1年以上経過しないと自費治療になります。

チャンピックスを使用した治療は12週間となっています。
通販の場合は薬代のみとなりますが、病院治療の場合は診療費もかかるので注意が必要です。
そのうえで比較すると、もっとも安いのが保険適用の病院治療で、通販での購入にはその約2倍の費用がかかります。

ただし自費治療の場合は通販の約1.5倍となるので、保険適用を受けられない人の場合は通販で購入するほうが安くすむということになります。
チャンピックスは、自己使用であれば、通販では医師の処方箋がなくても購入することが可能です。

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